AIイラストからLive2Dモデルとして動かすまでのまとめ

AIイラストからLive2Dでモデルを作成し、Vtube Studioで動かすまでに参考にしたサイトをまとめていきます。

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必要なもの・時間

必要なものは以下の通りです。

  • 普通のスペックのPC(イラストがあればグラボ不要)
  • Photoshopまたはクリップスタジオ(イラストのパーツ分け)
  • Live2D
  • Vtube Studio(steamも必要)
  • OBS studio(配信用)
  • 費用0円

ちなみに、Live2DとVtube Studioは初めて使いました。パーツの切り分けからモデル作成まで10時間くらい、Vtube Studioの設定とかで1時間くらいです。そのほか調べ事などが5時間くらいでした。

Photoshopやクリップスタジオ使ったことない人はもう+3時間くらい?ただ、慣れたら1モデル作るのに10時間もあればいけそうな感じでした(複雑な動きはしないモデルで)

こちらははじめて作ったモデルです。

Vtube Studioを使って、PCのインカメラで顔認識(フェイストラッキング)させて動かしています。

ここまで作成するのに参考にしたサイトをまとめていきます。

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イラストの準備

生成AIでイラストを準備しました。

別に上半身だけでもいいんですが、一応全身でやっています。解像度は1560✖2336pxと結構大きめで用意しています。

背景を透過しなければいけないので、くっきりとしたイラストを生成する技術が必要です。ここは誰でも簡単にできる方法をまたまとめたいと思います。

イラストのポイントは下記のとおりです。

  • 背景を透過できるイラスト
  • 全身イラスト(公式チュートリアルにあわせて)
  • 解像度は自由(大きめ推奨)
  • 口が開いている(公式チュートリアルにあわせて)
  • できれば正面顔

できれば正面顔で左右対称に近い方がやりやすいです。参考画像くらいでも若干大変でした(でもどの角度でもできます)。

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Live2D・Vtube Studioの準備

Live2Dはすぐに必要ですが、Vtube Studioはモデルができてからで大丈夫です。

Live2Dのインストール

Live2Dのインストールは公式が分かりやすいです。

ちなみに42日間は無料でPRO版が利用できるので、購入などはいりません。複雑な動きを付けなければ無料トライアル後はFREE版でいいと思います。

ちなみに冒頭のデモ動画のモデルは、PRO版の無料トライアルで作りましたが、FREE版の要件内で作れているのでこのくらいのモデルならFREE版でも問題ありません。

以下、PROと無料の機能比較です。

Vtube Studioのインストール

こちらの記事が画像付きでとても分かりやすかったです。

インストールだけでなく、自作モデルの追加方法や細かい設定などもとてもわかりやすいですよ!

OBS studioのインストール

OBSは配信ソフトです。そのままYouTubeやツイキャスなどにライブ配信できます。

イメージとしては、Vtube Studioでフェイストラッキングしたモデルを動かし、OBSでゲーム画面などとVtube Studioのモデルを合成してYouTube等に流すイメージです。

なので、モデルを動かしたり、好きな背景と合成して動かすだけならVtube Studioだけで十分できます。必要な人はダウンロードしましょう。

イラストのパーツ分け→モデル作成

Live2D公式がとてもわかりやすい動画を出してくれていますので、そちらを参考にすれば大丈夫です!私も公式だけしか見てません。

チュートリアルには「はじめる前に」からありますが、そこは見ませんでしたw

ということで、「基本チュートリアル」の「①イラストの加工」から「⑤顔のXYの動き付け」までやってみてください。ちなみに「⑥アニメーションの作成」は単純なモデル作成では不要です。

上のチュートリアルでは、なぜか目の動きがないので、以下を参考に目の動きもつけておきます。

ここまでで、ほぼ出来上がりですが、髪や胸の揺れの物理演算は付けた方がいいです。公式の「組み込みチュートリアル」の「②物理演算設定」は見て、設定しましょう。

それ以外の「組み込みチュートリアル」はアプリなどに組み込むときに使う感じなので、一応、見ましたけど使いませんでした。

ちなみに、作成途中でパラメータを反対に付けてしまった(上を向くとモデルが下を向くなど)、別のパラメータに動きを付けてしまった(目の開閉に口の動きをつけたなど)などをやらかしました。その時以下の記事がとても参考になりました。

Live2D→Vtube Studio

Live2Dで作成したモデルは書き出した後、Vtube Studioに導入、その後細かいフェイストラッキングの設定をしていく流れになります。

こちらの記事がとても参考になりました。公式にはこの辺は書いてないので助かります。

また、Vtube Studioに読み込んでカメラをオンにすればある程度フェイストラッキングされますが、人それぞれ顔や表情が違うので自分専用にカスタマイズしていく必要があります。

こればっかりは手動でやらないといけないのですが、最低限目と口となんかフワフワするのだけは調整しておいた方がいいです。ということで以下の記事が参考になりました。

まとめ

さて、私が初モデル作成までに参考にしたサイトをまとめてみました!

やっぱり公式がわかりやすいんですが、ちょっと蛇足的な部分が多く、無駄にチュートリアルをこなしてしまう可能性があるので、この記事で紹介している部分だけやれば冒頭くらいのモデルは作れます。

とりあえず1体作ると、どんなイラストが向いているのかとか、何が必要かとかが分かってくると思います。まずはあんまり複雑なものは作らず簡単にやってみたはいかがでしょうか?

また、AIイラストから作る時の個別のテクニックは別の記事にまとめていきます✨

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